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2019年、熱海銀座に「ロマンス座カド」オープン
ロマンス座カドは、今は居酒屋の『山洋水産』、昔は熱海の芸者さんたちにも人気の呉服屋『東宮』の店舗兼住居として使われていた建物をリノベーションしてオープンしました。
そこは熱海最後の映画館『ロマンス座』の隣。映写機のある部屋に続く扉があり、屋上からも移動ができるなど、文字通り映画館と繋がった建物です。その2階から4階に位置する各部屋からは、熱海の観光と生活の入り乱れる商店街の様子を眺めることが出来ます。
物語が始まる熱海裏路地のホステル
レトロな街並みの残る温泉地・熱海。江戸時代には徳川家康も愛したと呼ばれる湯治場でもあり、明治以降には太宰治、谷崎潤一郎、三島由紀夫、志賀直哉など多くの文人墨客が訪れた街。
そんな街で最後まで上映を続けていた映画館『ロマンス座』。熱海のカルチャーを引っ張ってきたその場所のすぐ隣にあるのが『ロマンス座カド』です。
昭和レトロな時間の流れに身を委ねて
カフェバールやジェラート屋、プリンカフェなど、モダンなお店の増えてきた熱海銀座通り。そんな人気商店街からちょっと路地を入った場所で、商店街の喧噪な空気を感じながらローカルに泊まる体験ができるホステルになります。
同じ路地には、廃館した熱海最後の映画館『ロマンス座』だけでなく、三島由紀夫が通い詰めていた喫茶店『ボンネット』など、昭和の空気を感じられる建物やお店も残っており、落ち着いた時間を過ごしていただけます。